働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

月曜日から寝坊した話

先週、しつこい風邪をひいていた次女を看病していたら、見事にしつこい風邪が移って、だるいし咳はひどいし、そのくせ熱は出ないし、そんなこんなで月曜日から寝坊して、我が家の月曜の夕飯は、インスタントラーメンとゆで卵、サラダ菜とハムでした(笑)。

子どもたちにこんな夕飯を食べさせた後に、ツイッターで「今日の夕飯は〇〇と△△と□□とご飯と味噌汁(いわゆる一汁三菜)」とか「今週の常備菜!ジャーン写真付き」とかのつぶやきを見たら、まぶしすぎて目をそらしたくなり、実際さっさとスクロールしちゃったけど…

こんな夕飯でも、子どもたちは「夜にラーメンってなんかいいね!」「ハムは葉っぱに巻いて食べていい?」って盛り上がって食べていたし、私はせめてもの罪滅ぼしにビール1缶でガマンして、さっさと家事して長女の宿題を見て、次女に読み聞かせをしたからまあ良いよねって、結局は自分に甘い甘い激甘(苦笑)。

そんな月曜日、職場の面接で、自分の毎日をありのままに話したら「ずいぶんタイトな生活をしてますけど、精神的に追い詰められている感じしませんか?」って、上司にちょっとだけ心配されたけど、なんだか今さら!?って可笑しくなっちゃった。

たしかに、仕事も育児も家事も全部中途半端で、続けている理由や意味は相変わらずわからないけど、時間ないないって言いつつ、ビール飲んだりドラムの練習したりライブ行ったりしているし、真剣に追い詰められてはいないと思う。毎日疲れるわ〜とため息ついている私の横で、とりあえず続けていけるうちは、このまま続けていけばいいんじゃないかって淡々と思っているもうひとりの私がいる。

私のライフスタイルを見て「よくやるねえ(私は同じようにはやりたくないよって意味)」と言われることはしょっちゅう、この間は「もがき苦しんでいる」って言われているのを見つけて、これ以上ない上から目線!と思ったけど、結局は、本人がやれると思っていることはやれちゃうし、直接的な影響を受ける家族とか職場の上司同僚が概ね納得してくれているなら、オッケーな気がする。

誰だって、悩むときもあるし、うまくいかなくて何かで発散したいときもある。だけど、歳をとって、人間関係が複雑になってくればくるほど、発散できる場所も限られている。だから、ここでなら発散してもいいかなって選択した場所で、ときに直接的に、ときに間接的に発散したっていいと思う。

まとまらなくなってきたけど、これ以上なく冴えない感じで始まった週の頭、だけど私はしあわせなんだよ、ということを言いたかった…のかな。

しあわせなら、しあわせそうに生きる。これが今、私がすべきことなんだ、きっと。

イエローモンキーの新曲を聴いて

THE YELLOW MONKEY の新曲「ALRIGHT」

先日、運良く解禁時間にラジオを聴くことができたのですが、初めて聴く曲なのに懐かしい感じがするとても濃厚なサウンドと、これ以上なくストレートな歌詞に、イエローモンキーが帰ってきた!と涙が出そうになりました。

私はイエローモンキー世代ではあるけれど、当時ファンだって公言できるほど好きではなかったはずなのに、こんな気持ちになるなんて不思議です。

イエローモンキーの音はイエローモンキーの音で、他のバンドの音とはもちろん違うし、ソロの吉井和哉の音とも違う。当たり前のことなのかもしれませんが、15年の時空を超えてもなお「イエローモンキーの音」が出るってすごい、すごすぎると感激しました。当時特にファンでもなかった私がそう感じられるなんて、それだけイエローモンキーの曲がすごく流行っていて、人の心をつかむものだったということなのでしょう。

ものすごく好きだった人たちが聴いたら、この曲にどんな感想を抱くのでしょうか。ファンサイトを見ていると、概ね「おかえりーーー!!」って喜んでいる感じなのかな、と思いますが。

…って、私がこんなに熱くなっているのは、吉井さんのソロから入って、今やすっかりイエローモンキーのファンになったからです。5月から始まるツアー、とりあえず7月のさいたまに行きます!(チケットさえ取れればもっと別の会場にも行きたいと思っていますが)

イエローモンキーの再集結が発表されたとき、ライブ観たい!と思ったの半分、しばらく吉井さんのソロ聴けないのか…と残念に思ったの半分だった私ですが、ALRIGHT を聴いて、イエローモンキー楽しみな気持ちが大きくなってきました。

そして、ソロ上半期の総集編、昨年の吉井武道館を観れた喜びも、再集結を知ってさらに大きくなりました。

これからもたくさんの素晴らしい音楽を届けてくれそうなイエローモンキーと吉井和哉に、ずっとついていきたいです!

テーマは「自然」ラフォルジュルネ2016が気になる

音楽が好きです。
ポップスもロックも大好きだし、ムード歌謡やジャズもかっこいい。

でも、本当に一番大好きなのは、クラシック。
なかでも、たくさんの人が舞台に上がってひとつの曲を演奏する管弦楽曲が好きです。

メロディーを奏でるパート、裏メロを担当するパート、ひたすら刻んでいるパート、一番下で音楽を支える低音パート、みんなが曲の頂点に向かって盛り上がっていって、一緒に頂点を迎えて弾ける感じ。この高揚感が大好きで、やっぱりホールで生のオケを聴きたいと、いつも思っています。

でも、敷居もチケット代も高いんですよね。

育児と仕事で前もって予定を立てづらいのもあって、ここ数年オケの演奏会からは遠ざかっていました。

だけど…!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「la nature ナチュール - 自然と音楽」公式サイト

このHPを見たら、今年のゴールデンウィークは、どうしてもラフォルジュルネに行きたくなってきました。

「自然」がテーマって、音楽のほとんどは、自然からインスピレーションを受けて作られているんじゃないの!?それってなんでもありってこと!?と、ちょっと笑ってしまいましたが(失礼発言です…すみません)、プログラムを見たら、有名曲がずらりと並んでいて、テーマ「自然」ってすばらしいと思い直しました(笑)。

私ひとりで行けるなら、1日通しで国際フォーラムホールAの公演を聴ける「ホールA1日パスポート券」お得なチケット/車椅子席 - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「la nature - 自然と音楽」公式サイトを手に入れたいけれど、ゴールデンウィークに1日ひとり時間なんて、100パーセント無理だから、ここはやっぱり、子どもたちも楽しめそうな公演を選んでチケットを購入し、家族で鑑賞、あとは無料公演を聴きつつ、屋台でごはんを食べて楽しむ感じかな。それでもじゅうぶんすぎるほど楽しそう!と勝手な想像はふくらんでいます。

子どもも3歳以上になると、結構いろいろな公演に入場できるみたいなので、どれにしようか考えるだけで興奮しちゃいます。長女が去年ピアノの発表会で弾いたスメタナモルダウ(わが祖国)、木星が有名すぎるホルストの惑星、子どもといえば動物だから(?)サンサーンスの動物の謝肉祭あたりは、子どもウケ間違いなしかな。個人的には大好きなドヴォルザークの新世界とかベートーヴェンの田園も気になりすぎるけど、どうだろう?はげ山も聴きたいな。

ただ、4年前に長女4歳、次女0歳でラフォルジュルネの「0歳からのコンサート」に行ったときは、当然のことながらホール内はざわざわ、その雰囲気にオケの団員も苦笑いしながら弾いていて、あまりいい演奏ではなかった思い出があり、また行きたいと言ったら夫がどう反応するか、ちょっと気がかりだったりもします。

うまいこと説得して、良い音楽に出会えるゴールデンウィークにできるように頑張らなくては。

中学受験①〜塾選び

長女が塾に通い始めて、2週間経ちました。

長女に「学校と塾の授業ってどう違うの?」と聞いてみたら、

たとえばみかんについて勉強しようとなったら、学校では温州みかんについてずっと勉強するんだけど、塾ではこういうみかんもああいうみかんもあるよねって勉強するんだよ

との答えでした。わかるようなわからないような(笑)、でも、長女なりに塾での勉強を楽しいと感じているのが伝わってきたので、スタートとしては良い感じかな?と思っています。

長女の通う塾として、選んだのはN能研です(もはや伏字になっていませんが/笑)。

なぜNにしたかって、一番の理由は私が卒業生だからなのですが、もうひとつ、無理せずのんびり勉強してほしいという思いがあります。

もちろん、受験をするからには、後悔のないように精一杯勉強して、行きたい学校に合格してほしいけれど、長い人生を見てみれば、中学受験はかなり最初の方にある関門に過ぎず、この先に大学受験とか、就職とか、結婚とか(?)、もっと大きなヤマが控えているのもまた事実です。だから、中学受験で頑張りすぎて燃え尽きて、もう勉強なんてやりたくないというふうにはなってほしくないのです。

中学受験に向けて勉強していくなかで、難しい問題を解ける喜びや新しいことを学ぶ喜びを知って、この教科の勉強が好きだとか、もっとこんな勉強がしたいとか考えられるようになったらいいなあと思っています。

そのためには、無理のない範囲で、子どもが「自分で考えて自分で勉強をした」という実感をもてるような環境を整えていくのが現時点での親の役目ではないかと思い、3年生は「考える」ことを大切にした授業をするというNを選びました。

他の大手の塾のカリキュラムも一通り調べていたら、進学実績がすばらしいSも、老舗のYも、それぞれ考え抜かれた魅力的なカリキュラムだとわかり、どの塾がいいのか、長女に合うのはどの塾なのか、迷ってしまいましたが…。

結局、最後にNと決めたのは、一番自宅から通いやすい場所に教室があるからです。え?そんな決め手!?と言われそうですが、「無理のない範囲で」という点で、とても重要だと思いました。3年生でも週2回、6年生になったら毎日のように通うのに、自宅から遠かったらやっぱりつらくなるでしょうから。

この選択が吉と出るかどうかは、長女と塾の相性とか、そもそも長女の勉強における才能とか、いろんな兼ね合いがあるので、なんともわかりませんが…かつて自分も通った塾で、娘も楽しく勉強しているなんて、なんだか嬉しいし(結局そこ)、どんなもんか、ひとまずやってみようと思います。

受験本番まで、4年もあります。子どもにとってはもちろん、親にとっても結構長い時間なので、いろいろ考えて、有意義に過ごしていきたいです。

バレンタインデー

しばらくブログ更新をさぼってしまいました。特に何かあったわけではないのですが、書きたい気持ちになれなくて…

毎日更新されている方って本当にすごいなと思います。私もできるだけまめに更新したいですが、まあ無理せずマイペースに…というか、しばらく間があくときがあっても、また復活する感じでやっていきたいです。

さて、今日はバレンタインデー。

明日、友チョコ交換をする長女が、朝からクッキーを焼きました。

お菓子作りとは無縁の母なので、これを買ってきました。
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無印良品の「チョコチャンククッキー ボリュームパック」です。

粉を量る必要もなければ、生地をねかせることもなく、ものすごく簡単に手作りできます。

材料を混ぜる仕上げとオーブンの出し入れは手伝いましたが、その他は小2の長女がひとりで頑張りました。

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焼き上がりはこんな感じ。とっても簡単なのに、オーブンでクッキーが焼けていくときのいいにおいはしっかり楽しめて、食べてみたらおいしくて、またお菓子を作らなければいけないときは、このシリーズのお世話になろうと思います。

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100均で買ってきた袋に入れて、ラッピングも完成。なかなかかわいくできました。

女子の母って、こういうことをやらなければいけないところが面倒だけど、重い腰をあげてやってみると、まあまあ楽しいバレンタインデーでした。

図書館でジェンダーをおもう

最近、長女は週末に図書館へ行くのを楽しみにしています。

近所の図書館で小一時間本を読んで、そのあと数冊借りてくるのが、なんとも楽しいらしいのです。

私はその間に図書館のすぐ近くにあるイオンリカーに行って、お酒を物色したり、珍しい調味料を見たりして楽しんでいます。

私も、図書館好きですけどね。図書館とか本屋さんとか、本がたくさん並んでいる場所独特の匂いが好きです。なんだか落ち着く匂い、そしてトイレに行きたくなる匂い。

イオンリカーでひとしきり買い物をして、それでもまだ長女が本に夢中なときは、私も図書館で読みたい本を探します。

小説も好きだけど、今はあまり読みたくないなあと思い、借りてきたのは、上野千鶴子先生の著書。

女ぎらい――ニッポンのミソジニー

まだ途中までしか読んでいませんが、久々にこの手の文章を読んで、大学時代、ジェンダーの勉強をしていたころを思い出しました。

女として生まれて、「これからの女は、男の人と同じように勉強して、世の中の役に立つ仕事をしなさい」という母の教えを守って、育ってきた私。でも、どう考えても、出産しながら男の人と同じようには働けない気がする、と思うようになるにつれて、自分が女に生まれた意味、そして女とは、男の人から見た女とは、について考えるようになりました。

実際に出産して、仕事しながら育児するようになってからは、はっきり言ってそういうことについて深く考えている暇はないし、ある程度まわりに合わせて適当にやっていかないと、いちいちこだわりすぎてまわりが全部敵のようになってしまっては、自分が困ってしまうのもあって、敢えて考えなくなっていましたが…

やっぱり、ジェンダーについてはもっと勉強したいし、将来的に、結婚して出産して(しかも複数回の出産。出産ってゼロか1かで語られることが多いですが、1か2かもものすごく違うと思います)わりと無理がある状況で働いていたことがあるからこそわかったこと、感じたことなどを発信したいと思いました。

経験はないけれど、読んだり聞いたり見たりして得た知識から想像して論じることにも、意味があると思います。だけど、実際の経験から語られることには、同じかそれ以上の重みがあることもまた事実ではないでしょうか。

いつか、女に生まれたことを感謝できるような人生にしていけるように、いろいろな側面からの経験、勉強を大切にしたいです。

2月1日は、中学受験の日

2月1日。
首都圏の私立中高一貫校受験生の多くが、第一志望の学校を受験する日。

20数年前、私も中学受験をしました。

前日の夕方から降り続くものすごい大雪で、朝起きたら家は停電、電車も遅れたりとまったりしていました。

そんななか、私は父と一緒に、受験する学校に向かいました。

母が、暗い台所で懐中電灯の光を頼りにお弁当を作ってくれたこと、父と一緒に、ふだんは車が走る道路を長靴で歩いたことを覚えています。

大変な思いをして学校にたどり着き、試験を受けたけれど、結果は不合格でした。

不合格だったことは、残念で悲しくて悔しい思い出です。両親、特に母のとても悲しそうな姿に、胸が痛みました。

でも、この経験(不合格そのものだけではなく、中学受験への準備全体、そして中学・高校生活)からとても多くのことを得たのも、また事実です。

塾で、小学校とは違う友達と一緒に勉強をするのも楽しかったし、私のことをとてもかわいがってくれる先生とも出会えました。

結果的にひとつだけ合格して、選択の余地なく進学した中学・高校も、世の中にはこんなにいろんな人がいるのか!ということがわかる刺激的な学校でしたし、大学受験のとき、私は早めに志望校を決めて勉強しないと合格できない、と自己分析できたのも、このときの経験がもとになっていると思います。

というわけで、

長女にも中学受験をさせようかな、と考えています。(突然話が飛んですみません/汗)

本人の意向も聞いた上で、とりあえず今月から、いわゆる中学受験の塾に通い始めます。

この判断が正しいかどうか、まだ自信は持てないけれど、でも、やってみないことには始まらないので。

長女、楽しんで通うかしら。
様子を見ながら、進んでいきたいです。