働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

小4長女、学童保育を卒業〜小1の壁を乗り越えるための「学童保育」

「小1の壁」なんてよく言うけれど、よじ登るのに必要不可欠なアイテム(?)のひとつが学童保育だと思います。

 

ひとくちに学童保育といっても、市区町村によって全然違うし、民間学童保育に通ったらますます違うだろうけど、我が家の場合はこんな感じでしたってことで、学童保育卒業記念に書いてみました。

 

思い入れが強すぎて、書くのに時間かかっちゃいました。

 

※※※

 

10月26日、小4長女は学童保育を卒業した。

 

3年生の終わりころから、長女は毎日学童保育から一人で帰宅するようになり、私が迎えに行くこともほぼなかったけれど、最終日は、次女も連れて迎えに行った。

 

長女のクラスを担当している先生がふたりとも昇降口まで出てきてくれて、ずっと一緒だった学童保育の同じクラスの女の子たちに囲まれて、長女は照れつつも嬉しそうな様子で、先生や友だちと別れた。

 

小学校に入学したばかりのころ、誰かに慣れることに人一倍時間がかかり、自分の感情を表現するのも苦手だった長女。

 

小学校のクラスでは、初めて会う友だちと話をすることもままならず、私は当時、同じクラスの女の子のママから「お宅のお子さん変わってるよね。仲良くなろうといろいろ働きかけてもそっけないって、うちの子が言ってた」なんて直接言われたこともあった。

 

そんな長女が少しずつまわりに馴染み、明るい顔も見せるようになったのは、学童保育に自分の居場所を見つけられたからだと思う。

 

学童保育の先生は、おとなしい長女が実は世話好きなことを見抜き、みんなで食べるおやつの注文や図工制作の下準備など、いろいろな手伝いをさせてくれた。そのなかで、先生と学校のこと、家でのことなど、あらゆることをおしゃべりし、よく話を聞いてくれた(それも、カウンセリングのような感じではなく、いわゆるおばさんの井戸端会議のような感じで)。

 

先生に心を開いていろいろ話をするようになると、次第に学童保育の同じクラスの子たちとも交流できるようになった。夏休みなど、単純に一緒にいる時間も長いし、一緒におやつを食べたりお昼寝したり、まるできょうだいのように過ごすなかで、友だちとの距離感をつかんでいったんだと思う。

 

今年の2月からは、学童保育で同じクラスの女の子ふたりと一緒に、3人仲良く電車に乗って塾に通っている。

 

ひとりが途中でいなくなって困り果てたり、一緒に買い食いしたりしながら塾に通って、ケンカすることもあるみたいだけど、仲直りも早い。3人で、自称秘密の交換ノートもやっているみたい。

 

保育園のときは、みんなで夕方遅くまで保育園で過ごすからあまり気にならなかったけど、小学校になると、専業主婦やパートで、子どもが家に帰ってくるころには家にいるっていうお母さんが多い。それに、学童保育が合わなくて悩んだっていう上のお子さんがいるママ友の話を聞いたこともあって、当初私は、長女を学童保育に通わせることにちょっとした罪悪感のようなものを感じていた。

 

でも、結果としては、長女は学童保育に通って良かったし、私も仕事を続けることができて、とても感謝している。

 

母親が家にいる良さも絶対あると思うけど、学童保育で過ごす時間もまた、良いことがたくさんあった。

 

来春からは、1年生になる次女が学童保育のお世話になる予定。次女も学童保育が合うかどうか、そのへんはやってみないとわからないけど、なんとなく、うまくいく気がする。

 

最後に、ちょっと早いけど…と学童保育の先生が用意してくれた誕生日カードの写真を。

 

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あと2ヶ月くらいで10歳になる長女。10歳って、なんかびっくりだなあ。