モネ展に行ってきました
モネ展に行ってきました。
私は絵にはまったく興味がないし、すごく混んでいるという噂だし、行きたくないなと思っていたけど、絵が大好きな長女が、目をキラキラさせて「行きたい!」というので、仕方なく。
ネットで混雑状況を調べたら、夜の閉館前は多少空いてくるらしいことがわかったので、長女と私だけ早めの夕食をとり、次女は夫に託して、18時過ぎころに家を出ました。
19時ころ、東京都美術館に着くと、スムーズにチケットを買うことができ、並ばずに入場できました。それでも、中に入ったら結構こんでましたが…期間限定出品の「印象、日の出」が明日18日までだし、このくらいの混雑は仕方がないかな、と思いました。
モネの初期の風刺画、モネがコレクションしていた作品たち、有名すぎる睡蓮の絵を生で見ることができ、とても贅沢ですが、一番印象的だったのは、晩年の作品たちでした。
「睡蓮」に見られるような、ピンクや水色を主としたきれいな色づかいではなく、赤、オレンジ、黄色、緑を中心とした荒々しい抽象画。白内障で目があまり見えていなかったという解説を読んだあとに絵を見たら、絵から発せられるものすごいエネルギーを感じたような気がして、しばらく絵の前に立ちつくしてしまいました。
長女も、彼女なりにモネの世界を堪能したようです。帰り道、興奮した様子で「絵を見ると、旅行しているような気分になるよね?」「モネってさ、緑の葉っぱに、水色とか青とか使ってた。色の使い方がすごいんだよ!」「黄色い花がたくさん咲いている絵を見たら、パラパラ漫画の何枚もない版みたいな感じで、動いてないんだけど動いているように見えた」など、いろいろ教えてくれました。絵画教室に通っている長女、7歳にしてすでに私よりも深いところで絵を鑑賞できるんだなって、ちょっとうらやましかったです。
絵を見終わったら、長女に図録を買わされました(笑)。安くはなかったけど…(2400円)、まあいいかな。
モネ展、行って良かったです。おススメです