働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

ホタルイカ

この時期、大好きな食べ物といえば、ホタルイカ。生ももちろん好きだけど、安価で手に入りやすいボイルのホタルイカを買ってきて、目とクチをとって、酢味噌で食べるのがもう、たまらない。
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かなり大きいパックで買ってきても、ひとりで食べられる自信はあるけど、一応半分夫に分けてあげる。

この時期、なぜだかやたらとホタルイカを食べさせられることになる夫、今のところ文句を言ったり、嫌な顔をしたりしないから、彼もそれなりにホタルイカが好きなんだろうと思う。

敢えて聞いて、実はあまり好きじゃないなんて言われたら、私もなんとなく食べづらくなるから、ホタルイカ好き?なんて聞かないことにしている。

春は、毎年必ず、新しいものや人に出会わなければならない季節で、それはとても喜ばしいことでもあるけど、その分不安も大きい。

そんなときに、毎年春になると決まって会える大好きな食べ物や景色なんかがあると、いくぶん落ち着く。

私にとって、ホタルイカはそんな存在だ。

この春、自分自身の仕事では大きな変化はないけれど、長女は小学校で初めてのクラス替え、そしてたぶん担任替えを経験する。次女も、クラスは一クラスしかないから変わらないけれど、担任が変わる。

それは、ある意味自分自身の何かが変わるより、大きな変化だ。困難があったとき、自分が直接的には何もできない、だけど、自分自身の困難より先に助けにいきたい。我が子の困難とは、そんなものだと思う。

子どもたちには、困難にも負けない強い人間になってほしい。それが無理なら、せめて困難に立ち向かって震えている自分を少しでも落ち着けてくれる、私にとってホタルイカのような存在をもってほしい。

自力でそんな存在をみつけられるまで、母である私が代わりを務められたらと思うけど、難しいかな…

今年の春という季節を長女も次女もなんとかして乗り越えてくれることを願っている。

焼き鳥を食べながらの帰り道

先日、長女が習い事に行っている間に、次女を保育園に迎えに行った。

その帰り道、普段は次女が「みるとたべたくなるから、やきとりはみないんだよ」と言って通り過ぎる焼き鳥屋さんに寄り、ボローニャソーセージの焼き鳥(ってなんか変だけど、ソーセージを四角く切って串にさしてあるもの)を1本だけ買い、次女は大切そうにそれを食べながら家に帰った。

「今日はお姉ちゃんもいないし、特別だよ」と私が言うと、次女は満面の笑みで「おねえちゃんにはないしょにしよう。ソーセージおいしいなあ。おうちでたべるよりおいしいよ」と言っていた。

でも、その後結局、お姉ちゃんに喋ってしまった。次女ではなく、私が喋ってしまった。次女があまりに嬉しそうだったことを長女にも伝えたくなったのだ。

話を聞いた長女は、次女をひどく羨ましがった。当然だ。私も帰り道に焼き鳥食べたい。しょっちゅう言うようになってしまった。

根負けして、昨日は、長女にも次女にも1本ずつ焼き鳥を買ってやった。長女は大好きな鶏皮、次女は相変わらずのボローニャソーセージ。「買っていいけど、自分でほしいのをちゃんと言って、お金も払うんだよ」と言って100円ずつ渡すと、ちゃんとふたりとも、自分のほしい種類を言って、タレをつけてほしいことも伝えて、お金を払っていた。

帰り道、長女も次女も、大切そうに一口ずつ、焼き鳥を食べていた。「(串から焼き鳥を食べるときは)とまってたべてもいいんだよ」と、買い食いのセンパイである次女が自慢げに言う。そんなのわかってるよーと適当に頷きながら、「これ、家で食べるのより皮がプルプルしてるよ、おいしいねぇ」と長女がとても嬉しそうにしている。普段人一倍テンションが低い彼女にしては、特別嬉しそうな様子に、私まで嬉しくなった。100円の焼き鳥は、帰り道の姉妹にとって、どんなに高級な料理よりもおいしいごちそうなんだろうな、と思った。

もちろん、ランドセルを背負ったり保育園の通園カバンを肩に掛けたりしながら買い食いをするのは、絶対に誉められたことではない。親なら、買い食いはダメなんだよと教えるべきだともわかっている。

でも、子どもたちのこんなに嬉しそうな顔を見れるなら、たまにならいいのかなって、思ってしまった。

それほどに、姉妹にではなく、母である私にしあわせな時間をくれた「焼き鳥の買い食い」。

たぶん、毎日ちょっとした努力や工夫で出会えるであろう、しあわせな時間。イライラして出会えなかったり、本当は出会っているのに気づけなかったりする日が多いなか、昨日はしっかりつかまえることができて、良かった。

国際女性デーに思うこと

国際女性デー。

こんなものが存在すること自体、女性は男性より下の存在、ということの裏付けでもある。

それはどうにもならない事実だから仕方がないし、世の中にふたつの異質なものが存在するとき、必ず上下がつけられるものだから、いつか上下がなくなるというものでもないと思う。

男が上で女が下、それならそれでいいし、女がムリに男と対等になろうとしなくてもいいんじゃない?

でも、女にも教育が必要、それは絶対に譲れない事実であることは、声を大にして言いたい。

教育を受けた成果は、いわゆる「活躍」だけで活かされるものではない。子育てに専念する場合にも、教育を受けたか否かは大きな影響を及ぼす。

だから私は、娘たちにも高度な教育を受けてもらいたい。途中までは親である私が援助するし、道筋をつけるけれど、途中からは自分で、どんな教育を受けたいか考え、選びとって学んでいってほしい。

無知は悲しい。自分はこれしかできない、と思っていることも悲しい。

あれもこれもできる気がするけど、これをしたいんだっていう人生を生きてほしいし、生きるべきだと思う。

娘たちも。

私も。

電子ドラムYAMAHA DTX 450Kが来て1カ月

電子ドラムが来て、もうすぐ1カ月。

まとまった時間がなくても、1回だけ通そう!10分間、気になるところだけさらってこよう!という感じで、気軽に練習できるようになって、すごく快適です。

ネットで「電子ドラムってどうなの?」と調べていくと、バタバタ叩く音が結構うるさいとか、ホンモノのドラムとは打感が全然違うとか、結構ネガティヴな意見が多くて、何万も出して買ってもそんなもんか、となかなか購入に踏み切れなかったのですが、実際使い始めての感想は、買って良かった!の一言。

そりゃもちろん、ホンモノのドラムとは全然違いますよ。シンバルを叩いてキラキラする感触もないし、スネアだってゴムだし、タムはゴムな上に小さいから、ドラムセットでタムを回すのに比べると異常なほどの打点の正確性が求められるし、まあ、練習台の集合体なのは否定できません。

だけど、すべてのパットから一応それらしい音は出るし、シンバルやタムの位置関係もホンモノに似せた練習ができるし、音源とも合わせられるし、よくぞ7万でここまでやってくれるって感心しちゃいます。

紹介が遅れましたが、私の電子ドラムは、YAMAHAのDTX450Kです。初心者用のDTXシリーズのなかの上位機種です、たぶん。
YAMAHA DTX450K 純正イス/ドラムマット/オリジナルスターターパック

上の写真のセットにシンバルを1枚増やしてクラッシュシンバル2枚、ライドシンバル1枚にしたので、いわゆる普通の曲なら、これで過不足なく練習できるはずです。

これから何年も使っていったら、いろいろ不満も出てくるのかもしれないけど、今の私の技術とか、求めているものとかからしたら、これでじゅうぶん。

目前に迫ってきた発表会の練習も、これで頑張ってます。カモメの美しくて切なくも激しいメロディを支えるクールなドラムを目指しているんだけど、楽しすぎて、叩いているとついニヤニヤしてしまう。本番、緊張も相まって、笑いながら叩いちゃうかも…ダメだな。

本番で演奏前か演奏後に読まれるメッセージみたいなのも提出しなければいけないけど、何を書けばいいのやら。とりあえず、私の音で叩くから聴いてくれ!って!?そんなことが言えるくらいに仕上げたいものです(笑)。

月曜日から寝坊した話

先週、しつこい風邪をひいていた次女を看病していたら、見事にしつこい風邪が移って、だるいし咳はひどいし、そのくせ熱は出ないし、そんなこんなで月曜日から寝坊して、我が家の月曜の夕飯は、インスタントラーメンとゆで卵、サラダ菜とハムでした(笑)。

子どもたちにこんな夕飯を食べさせた後に、ツイッターで「今日の夕飯は〇〇と△△と□□とご飯と味噌汁(いわゆる一汁三菜)」とか「今週の常備菜!ジャーン写真付き」とかのつぶやきを見たら、まぶしすぎて目をそらしたくなり、実際さっさとスクロールしちゃったけど…

こんな夕飯でも、子どもたちは「夜にラーメンってなんかいいね!」「ハムは葉っぱに巻いて食べていい?」って盛り上がって食べていたし、私はせめてもの罪滅ぼしにビール1缶でガマンして、さっさと家事して長女の宿題を見て、次女に読み聞かせをしたからまあ良いよねって、結局は自分に甘い甘い激甘(苦笑)。

そんな月曜日、職場の面接で、自分の毎日をありのままに話したら「ずいぶんタイトな生活をしてますけど、精神的に追い詰められている感じしませんか?」って、上司にちょっとだけ心配されたけど、なんだか今さら!?って可笑しくなっちゃった。

たしかに、仕事も育児も家事も全部中途半端で、続けている理由や意味は相変わらずわからないけど、時間ないないって言いつつ、ビール飲んだりドラムの練習したりライブ行ったりしているし、真剣に追い詰められてはいないと思う。毎日疲れるわ〜とため息ついている私の横で、とりあえず続けていけるうちは、このまま続けていけばいいんじゃないかって淡々と思っているもうひとりの私がいる。

私のライフスタイルを見て「よくやるねえ(私は同じようにはやりたくないよって意味)」と言われることはしょっちゅう、この間は「もがき苦しんでいる」って言われているのを見つけて、これ以上ない上から目線!と思ったけど、結局は、本人がやれると思っていることはやれちゃうし、直接的な影響を受ける家族とか職場の上司同僚が概ね納得してくれているなら、オッケーな気がする。

誰だって、悩むときもあるし、うまくいかなくて何かで発散したいときもある。だけど、歳をとって、人間関係が複雑になってくればくるほど、発散できる場所も限られている。だから、ここでなら発散してもいいかなって選択した場所で、ときに直接的に、ときに間接的に発散したっていいと思う。

まとまらなくなってきたけど、これ以上なく冴えない感じで始まった週の頭、だけど私はしあわせなんだよ、ということを言いたかった…のかな。

しあわせなら、しあわせそうに生きる。これが今、私がすべきことなんだ、きっと。

イエローモンキーの新曲を聴いて

THE YELLOW MONKEY の新曲「ALRIGHT」

先日、運良く解禁時間にラジオを聴くことができたのですが、初めて聴く曲なのに懐かしい感じがするとても濃厚なサウンドと、これ以上なくストレートな歌詞に、イエローモンキーが帰ってきた!と涙が出そうになりました。

私はイエローモンキー世代ではあるけれど、当時ファンだって公言できるほど好きではなかったはずなのに、こんな気持ちになるなんて不思議です。

イエローモンキーの音はイエローモンキーの音で、他のバンドの音とはもちろん違うし、ソロの吉井和哉の音とも違う。当たり前のことなのかもしれませんが、15年の時空を超えてもなお「イエローモンキーの音」が出るってすごい、すごすぎると感激しました。当時特にファンでもなかった私がそう感じられるなんて、それだけイエローモンキーの曲がすごく流行っていて、人の心をつかむものだったということなのでしょう。

ものすごく好きだった人たちが聴いたら、この曲にどんな感想を抱くのでしょうか。ファンサイトを見ていると、概ね「おかえりーーー!!」って喜んでいる感じなのかな、と思いますが。

…って、私がこんなに熱くなっているのは、吉井さんのソロから入って、今やすっかりイエローモンキーのファンになったからです。5月から始まるツアー、とりあえず7月のさいたまに行きます!(チケットさえ取れればもっと別の会場にも行きたいと思っていますが)

イエローモンキーの再集結が発表されたとき、ライブ観たい!と思ったの半分、しばらく吉井さんのソロ聴けないのか…と残念に思ったの半分だった私ですが、ALRIGHT を聴いて、イエローモンキー楽しみな気持ちが大きくなってきました。

そして、ソロ上半期の総集編、昨年の吉井武道館を観れた喜びも、再集結を知ってさらに大きくなりました。

これからもたくさんの素晴らしい音楽を届けてくれそうなイエローモンキーと吉井和哉に、ずっとついていきたいです!

テーマは「自然」ラフォルジュルネ2016が気になる

音楽が好きです。
ポップスもロックも大好きだし、ムード歌謡やジャズもかっこいい。

でも、本当に一番大好きなのは、クラシック。
なかでも、たくさんの人が舞台に上がってひとつの曲を演奏する管弦楽曲が好きです。

メロディーを奏でるパート、裏メロを担当するパート、ひたすら刻んでいるパート、一番下で音楽を支える低音パート、みんなが曲の頂点に向かって盛り上がっていって、一緒に頂点を迎えて弾ける感じ。この高揚感が大好きで、やっぱりホールで生のオケを聴きたいと、いつも思っています。

でも、敷居もチケット代も高いんですよね。

育児と仕事で前もって予定を立てづらいのもあって、ここ数年オケの演奏会からは遠ざかっていました。

だけど…!

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「la nature ナチュール - 自然と音楽」公式サイト

このHPを見たら、今年のゴールデンウィークは、どうしてもラフォルジュルネに行きたくなってきました。

「自然」がテーマって、音楽のほとんどは、自然からインスピレーションを受けて作られているんじゃないの!?それってなんでもありってこと!?と、ちょっと笑ってしまいましたが(失礼発言です…すみません)、プログラムを見たら、有名曲がずらりと並んでいて、テーマ「自然」ってすばらしいと思い直しました(笑)。

私ひとりで行けるなら、1日通しで国際フォーラムホールAの公演を聴ける「ホールA1日パスポート券」お得なチケット/車椅子席 - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「la nature - 自然と音楽」公式サイトを手に入れたいけれど、ゴールデンウィークに1日ひとり時間なんて、100パーセント無理だから、ここはやっぱり、子どもたちも楽しめそうな公演を選んでチケットを購入し、家族で鑑賞、あとは無料公演を聴きつつ、屋台でごはんを食べて楽しむ感じかな。それでもじゅうぶんすぎるほど楽しそう!と勝手な想像はふくらんでいます。

子どもも3歳以上になると、結構いろいろな公演に入場できるみたいなので、どれにしようか考えるだけで興奮しちゃいます。長女が去年ピアノの発表会で弾いたスメタナモルダウ(わが祖国)、木星が有名すぎるホルストの惑星、子どもといえば動物だから(?)サンサーンスの動物の謝肉祭あたりは、子どもウケ間違いなしかな。個人的には大好きなドヴォルザークの新世界とかベートーヴェンの田園も気になりすぎるけど、どうだろう?はげ山も聴きたいな。

ただ、4年前に長女4歳、次女0歳でラフォルジュルネの「0歳からのコンサート」に行ったときは、当然のことながらホール内はざわざわ、その雰囲気にオケの団員も苦笑いしながら弾いていて、あまりいい演奏ではなかった思い出があり、また行きたいと言ったら夫がどう反応するか、ちょっと気がかりだったりもします。

うまいこと説得して、良い音楽に出会えるゴールデンウィークにできるように頑張らなくては。