働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

働く母は何処へ行く

社会人になって、もう15年くらい経つけれど、今まで自分が「仕事が忙しい」って思っていたのは、実はそれほど忙しくなかったんだなあとわかるくらいに、忙しい、というか、気持ちの上で追い詰められている今日このごろです。

 

このままずっと仕事を続けていたら、きっと心か身体のどちらかが壊れると思うので、うまくバランスをとりたいのですが…仕事はうまい具合に減ってはくれないし、新しい人を雇う権限なんてあるわけないし、難しいです。

 

今のところ、子どもたちが楽しそうに日々を過ごしてくれていることが、大きな支えになっています。もちろん、この季節だから、体調を崩すこともあるし、細かいことで姉妹喧嘩をして泣いていることもあるけれど、ふたりとも明るいエネルギーを発してくれています。

 

保育園に迎えに行った帰り道、クリスマスお遊戯会に向けて練習している歌を毎日聴かせてくれる次女。前日にはまだうろ覚えだった歌詞が、翌日には口をついて出てくるようになって、そのまた翌日には歌声が伸びやかになって、と毎日めきめき上達していて、子どもってすごいなあと思います。この歌を歌えるようになったらどんな見返りがあるのか、なんてもちろん考えず、ただもっともっと上手に歌いたいっていう純粋な気持ちで練習していることが伝わってきて、帰り道なのにうるうるしてしまう日もあります。

 

小学校で行われた学年辞書引き大会で、一学期に引き続き優勝した長女。辞書引き大会って、決められた単語を国語辞典で調べる速さを競うというなんとも地味な大会だけど、一番になれるって、どんなことでも嬉しいものですよね。一学期に優勝して、二学期はどうかって、本人も子どもなりにプレッシャーを感じていたみたいなので、そんななかでの連覇はなおさら嬉しかったようです。辞書引きだけでなく、苦手だった長縄など、いろいろなことに積極的に取り組むようになってきて、良かったなあと思っています。

 

こんなふたりに、毎日もっとおいしいご飯を作って、笑顔で話を聞いてやれるような母でいたいけれど、実際は、仕事で疲れて余裕がなく、ごはんも手抜きで適当なものばかり。

 

本気で何か打開策を考えたいと思う年末です。

子どもたちの水筒入れを作りました

かぎ針編みともうひとつ、最近子どもたちに作ったもの。

 

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水筒入れです。

 

長女が小学校に入学したころ、リラックマ柄の生地で作って、それから2年半ちょっと、毎日使っていたら、ボロボロになりました。

 

今どきの小学生って、夏でも冬でも関係なく、1年中学校に水筒を持って行くんですよね。さらに、麦茶を愛する長女は、夏休みの学童にも塾にも欠かさず持っていくので、ホントに毎日、長女の肩には水筒入れがかかっているんです。

 

「水筒入れ、ものすごくボロボロだから、そろそろ新しいの作って」と、長女に言われてから数カ月、やっと重い腰を上げて作りましたよ。

 

ネットを検索したら、親切な方があげてくださったレシピがたくさんあったので、その中から簡単そうかつ丈夫そうなものを選んで作ったのですが(そして途中から、得意の自己流アレンジが炸裂したわけですが)、何度か途中で、ムキーってなりました(笑)。

 

裁縫は、やっぱり苦手です。。

 

でもまあ、なんとか完成しました。長女用の紺地にドット柄のものと、次女用のレトロお菓子柄のもの。新しいものは、生地もパリッとしていて、清潔ですね。

 

これらもこれから毎日使われて、数年後には黄色いリラックマ柄のもののように、ボロボロになるのかな。

 

長女に「もう新しいのできたから、このリラックマのは捨てていいでしょ?」と確認のつもりで聞いたら、「まってー!2年半の思い出がー!」と必死でゴミ箱入りを止めてきて、そんな長女がかわいかったです。

 

新しい水筒入れも、毎日大切に使ってね。 

 

 

今年もかぎ針編み始めました

秋というか、冬というか、寒い季節になりました。

 

寒くなってくると、スマホゲームをやめて、編み物がしたくなる不思議(私だけかな)。

 

どっちも、目が疲れて肩が凝って、あまり身体に良くないなあとは思うのですが、やめられません。

 

ほぼ1年ぶりなので、まずは基本的な編み方だけですぐにできるミニマフラーを編みました。

 

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黄色のは長女用で、最初に編んだからもう、見るも無惨な…ピンク(むらさき?)のは次女用で、少しはましになってきたかな、という感じです。

 

さあ、これから、もう少し時間がかかる自分用のショールでも編みたいと思います。

 

既製品を買った方が安くてかわいいというのはわかっているけど、編んでいる途中で、次女が嬉しそうに「長くなってきたー!もうすぐできるね」ってからんできたり、できあがったそばから、長女が「今日から学校にしていく!」とさっそく使い始めたりする姿を見ていると、ほっこりした気持ちになるんですよね。-

 

母親という生きものが子どものために何かを作るのは、本当は子どものためではなく、母親自身のしあわせのためなのかな、なんて思いました。

子どもの習い事⑦〜早くもピアノがいやになった次女

この春から、ピアノを習い始めた次女。

 

予想以上のハイテンションで体験レッスンを終え、入会して最初の数回は楽しく通い、家での練習も頑張っていたのですが…

 

予想以上の早さで嫌になったらしい。

 

次女は、同い年の他の女の子に比べて、カラダは大きいけど、頭や心の成長はたぶんゆっくりな方。

 

ピアノの先生から、この曲何秒子?とかこの音は何の音?とか、いろいろ質問されて、前のレッスンで説明したことを質問されているはずなんだけど、ほとんど答えられない。

 

答えられないことに対して、先生も、じゃあ違うアプローチで教えようか、ということもなく、毎回アホみたいに同じように教えている。

 

曲は、もちろん初歩の初歩の簡単なやつだけど、毎回わりとどっさり宿題が出て、先生ではなく母親である私から異常に厳しくたたきこまれて、その出来栄えを恐るおそる披露しているだけ。

 

こんなレッスンと家での練習じゃ、アラフォーの私でも嫌になるもんな…5歳(精神年齢はたぶんきっともっと下)の次女がイヤにならないわけがない。

 

もう、ピアノやめたい。

 

いつもは甘えた大きめの声の次女が、小さな声でぽつんと言ったのを聞いて、正直私も家での練習をみるのが苦痛だし、やめさせちゃおうかなと思った。

 

でも。

 

楽器ができる、譜面が読めると、この後の人生において、新しい世界と出逢ったり、楽しい仲間とつながったりできる可能性がグッと広がるし、何より次女は歌や音楽が大好きで、5歳にしてTRI4TH(インストバンド)のライブを楽しめる子だから、今ここを乗り越えたら、絶対楽しくピアノと、楽器と向き合えるはずだから、やめるのはやっぱりもったいない。

 

どうしよう、どうすれば良いのか。

 

今のところ、まだ結論は出ず、結論が出ていないので、次女のピアノ教室通いは続いている。

 

先生も、次女のやる気が低下していることにはさすがに気づいていて(そりゃわかるよね)、無謀だった宿題の量が減らしたり、練習していった曲をレッスンで音楽的にする時間を少しだけどもったりと、工夫してくれている様子。

 

譜面に関する説明は、相変わらずバリエーションがなくて、覚えられない次女との攻防戦が続いているけれど苦笑。

 

家での練習は、試しに小3長女に手伝ってもらったら、これが思いの外ハマって、短時間ではあるけれど、姉妹で楽しそうに練習する姿も見られるようになった。

 

長女、自身もまだそんなに弾けないけど、教えるのは結構うまくて、次女をほめたりけなしたり時にはお菓子でつったりしながら笑、粘り強く教えてくれている。「先生ごっこ」の延長なのかな。次女も、お姉ちゃん先生から教わるのは楽しいみたい。

 

もちろん、これで問題は解決ではなく、次女がピアノを習うこと、練習することを心底いやでなく、できれば楽しいこととしてできるように良い方法を探さなければならないし、どうしても無理な場合は、思いきってやめる決断も必要だろう。

 

あーほんと、習い事って難しい。

トライセラのアコースティックツアーに行ってきました

昨日は、TRICERATOPS のアコースティックツアーを観に行ってきました。

 

感想はツイートしていいけど、ネタバレはダメということなので、何を書いて良いやら難しいところですが…

 

アコースティックということで、普段のライブよりゆったりした感じで、わだしょのあふれ出るポジティブエネルギー(と勝手に呼んでいるのですが、あの独特なハッピーな感じ、大好きなんです)も抑え気味なのかな、と途中まで思っていましたが、やっぱりそこはトライセラ

 

うますぎておもしろすぎて笑いが止まらなくなる場面あり、アコースティック編成なんだけどしっかり盛り上げてくれる場面もあり、そして最後にはまたしっとりじーんとさせてくれる場面もあり、終わってみたらいつも通り、ものすごーくしあわせな気持ちになりました。

 

いくつか好きなバンドや歌い手さんがいて、それぞれのライブを観た後は満たされた気持ちになるのですが、トライセラを観た後のハッピーな気持ちって、私にとっては他では味わえない特別なものです。

 

卓越した演奏技術だけでもなければ、人柄だけでもなく、曲の良さだけでもない。それらが全部ぜんぶ合わさって、そして他の誰でもないあの3人だからこそ作り出せる時間、空間なんだろうなあと思いました。

 

40過ぎの3人が真剣に上質で楽しい音楽を作り出し、同年代の客がそれぞれ忙しいなか観に来て、みんなしあわせになれるって、実はすごいことですよね…

 

今回、いつもとは3人の位置が違っていて、私はドラムの佳史さん側の席だったので、佳史さんの手元も笑顔もホントにたくさん見ることができて、それもまた嬉しかったです。ジャズっぽいアレンジも、いつものリズムをアコースティック編成に合わせた感じで叩くのも、ブラシも、そして歌も、何やってもうますぎ。憧れのドラマーです。

 

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さぁ、今日はこの余韻を楽しみつつ、仕事頑張ります。

金メダル男とスフレオムライス

半年近く更新をさぼってしまいました。

長い間書かないでいると、久々に更新するときに勇気がいるというか、なんというか…

 

昨日、夫、子供たち、私の母、私の5人で映画「金メダル男」を観に行きました。

 

映画「金メダル男」公式サイト 内村光良×知念侑李(Hey! Say! JUMP)ふたり一役でW主演!!

 

クスクス笑えて、たまにジーンときて、でもやっぱりクスクス笑っちゃうストーリーと、やたらとたくさん出てくる有名人や名曲の数々に、内村光良ってすごいんだなあと改めて思いました。

 

夫は「フォレストガンプみたいな映画だなあと思った」と自称洋画好きらしいコメントを残し、小3長女は主人公が詠む俳句に大爆笑、5歳次女は「できないマン(加藤諒)もイモトアヤコもでてきたね」と興奮し、70代の母は「各年代の出来事や曲が出てきて懐かしかったわ」とほのぼのした表情を見せていました。

 

子どもからおばあちゃんまでみんなが楽しめる映画を作ってくれて、内村さんありがとう。

 

みんなで横一列に座って静かに映画を観られるようになったんだなあ、と暗い映画館で子どもたちの横顔を見ながら成長を感じ、なんだか久々に、ゆったりしあわせな気持ちになれました。

 

映画の後は「卵と私」でふわっふわのスフレオムライスを食べました。

 

子どもたちが好きだからオムライスのお店にしたのですが、スフレオムライスを誰よりも喜んでいたのは70代の母で、「こんなにふわふわにするのって、どうやるんだろう?ぐわーってかき混ぜるのかしら?」「たまごの他になにが入っているんだと思う?」と嬉しそうに食べ進め、帰り道には「ホントにおいしいオムライスだった!誰かに紹介したいくらい」とニコニコで、珍しくテンション上がってました。

 

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普段、仕事で忙しかったり、子どもたちの習い事で手いっぱいだったりで、なかなか家族全員そろって出かけることがない我が家ですが、たまには近くでもいいし、短期間でもいいから出かけなきゃね、と思った祝日でした。 

タイ映画「すれちがいのダイアリーズ」を観た

タイ映画「すれ違いのダイアリーズ(原題はคิดถึง วิทยา)」を観ました。

タイで大ヒットし、世界各国の映画賞を受賞、そしてタイ映画にしては日本でよく宣伝されているから、タイ好きの私としては絶対観ないと!と気合いを入れて行ってきました。

まだ公開後まもないので、ネタバレは避けますが、いい映画でした。

タイの田舎の風景とかわいい子どもたち、ほろっとするところあり、くすっとするところありのストーリー、そしてなんともかわいらしいラストシーン。私は先生ではないけれど、職業人とは何か、考えさせられる場面もありました。

ただ、なんとなく残念だったのが字幕です。タイ人の子どもがタイ文字の勉強をしているのに、字幕は「アップルのA」って違和感…タイ語では「鶏のก(発音はkoo)」で、このままじゃ訳として成り立たないのはわかるけど、私なら「あさひのあ」とか、ひらがなの勉強として字幕をつけたいなと思いました。

って、生意気に言ってみたけど、実際字幕をつけるってものすごく難しいことなんだろうな、とも思います。どうやって字幕をつけても正解でもあり、間違いでもあり、というか。もっともっとタイ語を勉強して、いつかやってみたいな…なんて、遠い夢ですが。タイ語だけではなく、タイ語のの文化的背景、そして何より日本語をよく知らないと、センスのいい字幕はつけられないですよね。

話がそれましたが、本当にいい映画なので、のんびりした気持ちになりたいときにでも、ぜひご覧ください。