働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

メダカの水槽の大掃除

日曜日、メダカの水槽の大掃除をした。

去年の夏、メダカを飼いたいと長女が言い出し、生き物を飼うのは子どもにとってとても重要な経験だとじいじ(私の父)が賛同し、私と夫が「そ、そうかな…」となっている間に、水槽と砂利などのセットとメダカちゃんが我が家にやってきた。

最初のころ、長女はエサをやったり、水槽の掃除の手伝いをしたり、かなり積極的にメダカの世話をしていた。じいじも、水草を買ってきたり、水槽用の蛍光灯を取り付けたり、精力的に動いてくれていた。

正直言って、生き物全般が得意ではない私。メダカを飼うのも嫌だったけど、長女とじいじがこの調子で頑張っていくのなら、まあ飼っていてもいいかな、と思っていた。

でも、しばらくすると、長女もじいじもメダカの世話をしなくなった。飽きたのだ。長女はエサをやることすら面倒になったようで、言われたら仕方なくあげる、しかも水槽のフタのすき間から無理やりエサを入れるようになってしまった。

しつこいけれど、正直言って、生き物全般が得意ではない私。メダカの世話なんてやりたくないけど、長女もじいじも放ってしまったとなれば、私がやるしかない。

夫?
彼は、やりたくないことは頑としてやらない人間だ。料理だって運転だって、今までそうやってずっと逃げてきた。メダカの世話なんてやってくれるはずがない。

私は嫌々ではあるけれど、生きているメダカを見殺しにするわけにもいかず、必要最低限の世話だけは続けていた。

でも…私が考えていた必要最低限は、メダカにとって必要最低限未満だったらしく、冬を越して春になりかけた頃から、水槽のなかが緑色に濁り始めた。

どうやら、水草がくさったらしい。腐っている部分を処分して、水を替えて、と応急処置をしてなんとかしのごうとするも、一週間も経たないうちにまた緑色になり、もはやメダカがどこを泳いでいるのか見づらい状況になった。そして、水槽のまわり一体にいや〜な匂いも漂うようになってしまった。

これは、さすがにまずい。

ということで、意を決して大掃除をすることになった。長女と夫を怒鳴りつけて手伝わせ、すべての砂利をきれいに洗って、水槽やポンプももちろん洗ったり取り替えたりして、奮闘すること一時間以上(って、あんまりたいした時間じゃないところが情けない!)。

長女と夫が新しい水草などを買ってきて入れて、本来あるべき姿の水槽が復活した。

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しばらくしてエサをあげると、3匹ともパクパク食いついてきて、競い合うように食べていた。

そして、水槽のまわりに家族が集まって、しばし観賞。「メダカさん、エサ食べてるねー」長女と次女が嬉しそうに言う。「なんか癒されるね」と夫がしみじみ言う。なんだよ、掃除もしなかったくせに、と内心夫に悪態をつきつつ、でもやっぱり癒されるなと私も思う。

これからは、汚れがたまってしまう前に、こまめに掃除をしなくてはいけない。

とてもしつこいけれど、正直生き物全般が得意ではない私。だけど、我が家の劣悪な水槽のなかでたくましく生きていてくれた3匹のメダカちゃんのことは、ちょっとだけかわいくなってきた。