働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

2015年を振り返る

2015年大晦日。

思い返せばいろいろなことがあり、いろいろことを思った日々でしたが、全体的には穏やかで充実した1年でした。

約8年前に長女を出産し、仕事も続けていくと決めて以来、育児と仕事のみでまわっていた私の毎日。

育児しながら細々と仕事を続けられるだけでしあわせなのだとわかっていつつも、同年代の友人たちが仕事で華々しく活躍したり、趣味を楽しんでいたりするのを見ては、妬ましく思ってしまう嫌な自分がいました。30代後半になって第一子を出産し、「今まで思う存分仕事と自分のことをやってきたから、ここからは育児に専念したいんだ」なんて笑顔で言う友人たちを見ていて、私は人生設計を間違えたかなと思ってしまうこともありました。

でもその一方で、上の子の「小1の壁」を乗り越え、下の子も4歳を過ぎ、育児が新しいステージに入ったかな、と思えることも増えてきました。オムツのストックも必要ないし、食事も着替えもひとりでできるようになった子どもたち。もちろんその分、勉強のフォローをしたり、習い事の送迎をしたり、赤ちゃんのときには必要なかったやるべきことも増えたけど、あまり熱を出したりお腹を下したりしないし、つきっきりでなくても大丈夫だから、以前よりは前もって予定を立てて取り組めるようになりました。

そんなわけで、今年の私は、ここ8年先延ばしにしていた「自分がやりたいこと」に着手しました。

まず、歯の治療。ずっと気になっていた前歯を治して(1本抜いて、3本でブリッジにしました)、笑うときにいちいち歯のことを気にする必要がなくなりました。ただ同時に、これ以上自分の歯を失うことのないようにしなければいけないと強く思いました。

次に、ドラムのレッスン。これはもう、今年の初めには基本的な8ビートを叩く練習をしていたのに、今は生意気にも9mmのカモメに挑んでいるなんて、自分でもびっくりです。長女の前で私がドラムの練習をすると、長女もなんとなくピアノの練習を始める日があったり、次女がいつの間にかカモメを歌えるようになっていたり、娘たちも少なからず影響を受けている模様。私が楽しそうにドラムの練習をする姿を見せることが、彼女たちが音楽を好きになるきっかけのひとつになったらいいなと思いつつ、これからも細く長く続けていきたいです。

そして、ドラムを始めたことによって聴くようになった音楽。ドラムでイエローモンキーの「楽園」をやらなかったら、年末に吉井和哉を観に武道館に行くこともなかったと思うと、偶然というか縁というか、でも本当に、吉井さんの音楽に出逢えて良かったです。来年は、9mmのライヴにもぜひ行きたいし、他にもどんどん新しい音楽を聴いていきたいです。

これらにプラスして、昨年から始めたクラフトビールの研究を続けたり、編み物に手を出してみたり、いろいろやってみた2015年でした。

私はまわりの友人よりちょっとだけ早く子どもを授かって、仕事も何もかも中途半端になっているけれど、その選択は間違っていなかったし、すごくしあわせなんだって、自分自身に言い聞かせたかったということかな。

こんな不良母と共に過ごしてくれた家族とまわりのすべての人々に感謝しています。

オマケ

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