働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

私は成長していないらしい

十数年前の私の新卒時代を知る上司から、きみは変わらないな、母親になって年輪重ねてるんだから、空気読めよ、とネチネチ怒られました。

私が書類を持っていったタイミングが悪かったみたいです。

たったこれだけのことなのですが、この出来事があって2週間経った今も、引きずってしまって浮上できません。

この上司には、2年くらい前に、みんな出世してどんどん変わっていくなか、きみみたいにずっと変わらないやつを見ると安心するよ、とバカにしたように(実際バカにしているのでしょうけど)言われたこともあります。

体育会系の私の職場。

仕事でミスしたり、上司の逆鱗にふれたりすれば、もっともっときつい言葉を言われることもあるけれど、それらは内容によって素直に受け止めたり、どうにも理不尽なら華麗にスルーしたりできます。

でも、十数年前と比べて変わっていない=成長していないと言われて、どうにも悔しくて悲しくて虚しくて、私の社会人人生、職業人人生って何だったんだろうって、毎日考えています。

同期たちのように順調に出世することができず、ずっと下っぱなのは、私自身に問題があるからに違いありません。

でも、私だって十数年仕事をしてきて、成果を上げたこともあるし、同じ職場の上司や同僚たちともそれなりにうまくやっているつもりです。評定も、すごく良いわけではないけれど、かと言って悪いわけでもありません。

一番腹がたつのは、母親云々と言われたこと。母親になったら、人は突然完璧に生まれ変われるのでしょうか。変われなかったら、母としても職業人としても失格なのでしょうか。

二人の子供を産んで、産休育休をもらって、その分も一生懸命働こうと思って、夫や両親の協力を得て、子供が1歳のときからずっと、いわゆる「男性」と同じように働いてきました。

育児と仕事を両立するなかで、毎日たくさんの感情を殺し、時間をやりくりして、そんな日々に意味はあるのか、何度も疑問に思ったけれど、絶対に自分の成長につながるって、そう信じてなんとかやってきました。

それを「変わらない」って言い切られて、なんかもう本当に何なんだろうって…。

さっさと吹っ切って前を向いて行きたいけれど、なかなかそうできず、悶々としてしまうので、思いきって書いてみました。