働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

ちょっとダメだけど一緒にいると落ち着く夫

今週のお題「結婚を決めた理由」

夫は、一人暮らしが長かったくせに全然料理ができないし、ほぼペーパードライバーだし(自宅と次女が通う保育園の往復だけはできるけど)、一人暮らしのころはゴミ屋敷一歩手前の部屋に住んでいた人です。

でも、私にとって、一緒にいて一番落ち着くことができ、どんな私を出しても大丈夫という安心感がある人は、他でもないこんな夫です。

この安心感は、今出会って15年、結婚して10年以上一緒にいるから感じているのではなく、出会って3回目くらいのデートで、すでに感じていました。

なので、この「安心感」が結婚を決めた理由です。

両親も弟も、私よりいわゆる「できる人たち」で、友達も優秀な人が多くて、そんな家族や友達に追いつきたくて、私も頑張ろうってずっとやってきたけれど、なんだかいつも気を張っていて、疲れるなあと思っていました。

でも、夫といるときは、なぜだか気を張る必要もないし、できないことはできないって最初から素直に言えたんです。恋愛時代に一緒に出かけるときは、もちろんいつもより念入りにメイクしたり、ちょっとはおしゃれな洋服を着たりもしたけれど、それも、キレイにしていないと彼に嫌われちゃうという気持ちではなく、単純にちょっとおしゃれするのが楽しいという気持ちからでした。

なぜ安心感があるのか考えてみると、夫が、私の友達や家族に比べて「できない人」だからでは決してなく、恐ろしく安定した感情の持ち主だからではないかと思います。涙もろいから、すぐに泣いてしまうけど、イライラしているところや大爆笑しているところはほとんど見たことがありません。

私がイライラして感情をぶつけても、豆腐にかすがいっていうのはちょっと違うな(笑)、ちょっと出ているお腹の脂肪で受け止めて(?)、びくともしません。子どもたちも、そんなパパの性質を本能的に理解していて、何かの感情を発散させたいとき、パパにぶつかっていっています。

もちろん、夫もみんなの感情を受け止め続けていたら疲れてしまうだろうから、好きなライヴに行ったり、適度に大食いしたりして、ストレス発散してもらえたらな、と思ってますが。

私は、そんな安心感を得るのと引き換えに、料理、運転、その他夫がなかなか気がつかないいろいろなことを引き受けて日々頑張らなければいけないけど、まあ、いいことばかりの結婚相手なんていないから、文句があるときは思いきり感情をぶつけつつ、必要最低限頑張っていこうかなと思います。