子どもの習い事③〜苦手な習い事
大学時代からの親友に会いました。
最初は、学生オケの同期として出会い、音楽のこと、オケの運営のこと、彼氏とそれにまつわること、勉強のこと、就職のこと、結婚のこと、あらゆることを話しあってきて、ある意味親よりも夫よりも、なんでも話せる親友ですが、今回の主な話題は、子どものことでした。
というのも、彼女は数週間後に第2子を出産予定。ふたり育児のちょっとだけ先輩である私としては、子どもふたりになると楽しいよーという前向きな話をしたかったのに、気づいたら、これも大変あれも大変って、ネガティヴなことばかり言っちゃって、そんな自分にがっかりです。
だって、ふたりめが生まれて数カ月って、生活すべてがカオスだったってことしか思い出せないんだもの…次女はおっぱい欲しくてしょっちゅう泣くし、長女はかまってもらえなくてしょちゅうすねるし。夫の帰りが毎日遅い我が家、お風呂なんて、どうやって私ひとりでふたりを入れていたのか、もはや思い出せません。思い出したくもない。そう考えてみると、やっぱりずいぶんラクになってきたんだなー、なんて。
話を戻して。
子どもの習い事の話もしました。親友の子どもは、第1子も1歳だから、まだ習い事を始めてはいないけれど、どうしようかなと考え始めたとのこと。東京のセレブ地区に住んでいる彼女のまわりでは、小学校受験やインターナショナル幼稚園、その他いろいろな習い事も盛んなんだとか…そうなんだろうなあとは思っていましたが、改めて聞くと、ホーってなっちゃいました(笑)。
そんななかで、親友が「運動オンチが遺伝しているとかわいそうだから、体操教室とか通わせたいんだよね」と言い出して。それを聞いたらなぜだか急に、チアダンスの格好をしてうつむいている長女の顔を思い出して、「たしかに、苦手なことって他の子に追いつかせたいよね。でも、うちの子、チアやってて、あとから入った子が自分よりどんどんうまくなるの見て、劣等感もっちゃってる感じで心配なの。かといって、やめたらさらに運動しなくなるから、やめさせる勇気もないんだけどさ」なんてコメントしている私がいました。
自分でもびっくりしました。チアは、とりあえず続けられるだけ続ければそれでいいやって思って、それ以上は考えないようにしていたけど、実はそんなこと考えていたのか私!みたいな。
親友は、私の話を聞いて「そうだねー、耳が痛いわ」と言っていましたが。
得意なことや好きなことを習いに行くのは、本人がやる気だし、成果が出やすくて先生にもほめられるから、ストレスなく続くんですよね。でも、苦手なことを克服するための習い事は、やる気ないからますますできなくなって…という負のスパイラルに陥りやすいです。親は一緒に巻き込まれず、うまくフォローしてやるべきなんでしょうけど、難しいですねえ。
という、結論の出ない話でした。