女の子育児はラクか?①〜人間関係
先日、長女の授業参観と保護者会に行ってきました。
保護者会の後、ママたちと話をしていると、必ずと言っていいほど出てくるのが「男の子を育てるのはタイヘン!!」という話。
私は、女の子しか育てたことがない(しかも、女の子もまだ7歳と4歳だから、育てたなんてエラそうなことはとても言えない…育て始めたというところでしょうか)から、男の子育児の大変さは当然わからず、男の子ママたちの「こんなことがあってさ」「うちなんかもっとすごいよ!」みたいな苦労話を笑って聞いているしかないのですが。
たしかに、赤ちゃんのころは男の子に比べて身体が丈夫だったような気がするし、幼児期も走り回ってどこかへ消えることはあまりなかったし、今もランドセルが壊れそうになったり、洋服にしょっちゅう穴が開いたりしない。きっと、ラクさせてもらっているんだろうなあと思います。
でも、女の子だから大変、ってことも、ちょっとだけならある気もします。
- ケガ(特に顔!)をさせないように気をつかう
- 早くから人間関係に悩み始めるから、どうやってフォローすれば良いか気をつかう
- 「出産」と、それにまつわるいろいろなこと(結婚とか仕事とか…ある意味成人してからの人生のすべて)をどう選択していくか、決めるのは子ども自身だけど、母親が大きな影響を与えるのは間違いないから、気をつかう
というところでしょうか。
ケガは、気をつけるしか仕方がないとして、人間関係のことと人生設計のことは、つねにどうしたらいいかと頭を悩ませています。
というほどでもないけど、日常生活のなかでちょっとしたきっかけがあると、そのたびにいろいろ考えています。関わりすぎてもダメだし、かと言って、放っておくのもやっぱりダメだと思うし。
子どもが0歳のころは、食事もトイレもひとりでできるようになってくれたら、どんなにラクだろう!って思っていたけど、小2の長女と接していると、何もかも親がやってあげればそれでOKだったころは、ある意味ラクだったのかなあなんて(だけど、もう離乳食には戻りたくないけど!)。
人間関係…我が家の長女は、保育園の3歳児クラスのとき、家で「あんまりおともだちがいない」というようなことを言い出して、保育園の先生に何気なく聞いてみたら「そうですね、お友達いないですね」って、真面目な顔で言われてしまって、このときは、本当に悩みました。
なんでうちの子は他の子とうまく関われないんだろう、どうすればうまく関われるようになるんだろうって。
保育参観や親が参加できる行事のときに様子を見ていると、みんなが楽しそうに話しているのに、うちの長女だけぽつーんとしていたり、何人かでグループを作るときも、最後にやっと人数が足りないところに入れてもらう感じだったりするのを見ていると、悲しくなりました。
小2になった今も、友達と群れないし、お世辞にも「友達と仲良くできる子」ではないと思います。
小2の終わりか、小3くらいから、女の子はグループ化すると言うし、これからどうなるのか、私の心配もつきません。
ただ、どんなに友達がいなかったとしても、グループに入れていなかったとしても、長女本人が気にしていなければ、親の私があえて問題として捉える必要もないと思うので、長女の様子を見つつ、何かありそうなときだけ考えるしかないのかな?と思っています。
まわりのママの話を聞いていると、親から見ると友達がいるように見えるのに、本人は友達とうまくいかないと悩んでいる場合もあるみたいで、そうなってくるといよいよ難しそうですが…(そもそも、私も小学校から高校まで、あんまり人間関係うまくいってなかったから、アドバイスなんて持ち合わせていないし)。
人間関係よりも、人生設計の方が、良くも悪くも親、女の子の場合、特に母親の影響を受ける気がするので、こちらの方に気を配っていきたいです。
自分自身の人生設計に大いに迷いながら、子どもの人生設計に首を突っ込むという、なんとも難しいというか、笑っちゃうような問題ではありますが、私がそうやって迷いながら生きていること自体が、子どもたちに影響を与えているのもまた事実。深いテーマなので、また改めて書きたいと思います。