働く母の育児・食事・育自

フルタイムで仕事しながら、小4&年長の姉妹を育てつつ、自分の趣味や楽しみも忘れたくないと思うあまり、すべてが中途半端になっているアラフォーオンナの日々を綴っています

小学2年生の夏休みの宿題

小学2年生の長女の長い夏休みが終わり、昨日から2学期が始まりました。

去年の1年生の夏休み、私にとっては学童保育の弁当作りと宿題のフォローで大変だったことしか思い出せないので、2年生の夏休みはどうなることやら…とかなり憂鬱になっていましたが、終わってみれば、去年よりはだいぶマシでした。

学童保育の弁当は、仕出し弁当を注文したり、自分で作る日も、毎日メニューがほぼ同じになっても良いってことにしたりして、乗り切りました。長女からは、なんかずいぶん手抜きじゃない!?という鋭いツッコミが入りましたが、気にしないことにしました(笑)

そして、宿題のフォローは、プロにお願いできるところはお願いして、私の負担を減らしました。

そもそも、長女が通う公立小学校では、全員やらなければいけない宿題は、漢字と計算の薄いドリル、一行日記、植物の観察1回分くらいで、いわゆる自由研究や読書感想文、絵などは「やれる人はやりましょう」という位置付けです。私自身の小学生時代より、明らかに少なくなった宿題、でも、何もやらなくてもいいわけでもない宿題。どこまでどうやって取り組めば良いのか、去年はちょっと悩んでしまいました。

小学校低学年の宿題、コンクールで入選するような作品を仕上げるには、親がうまいことフォロー、というより介入しなければ無理なのは明らかですが、でもやっぱり、親の宿題ではなく、長女本人の宿題。だから、長女が主体性を持って取り組めて、かつ親の私もフォローしやすい題材を選ばなければいけません。

長女が好きな絵と、私が小学生時代得意だった読書感想文なら、うまくいくかなと思い、去年挑戦しましたが、予想以上に苦戦しました。

長女は絵が好きと言っても、当時教室に通っているわけでもなんでもなかったから、まだ四つ切り画用紙いっぱいに絵の具を塗ったことすらなくて、絵の宿題やろうよ、と絵の具を準備してお膳立てしても、ちょっと塗ったらすぐ飽きる飽きる。そして塗り方も、まぁひどいものでした。

読書感想文はさらにひどくて、まずは課題図書を読んで感想を書かせようとしたら、何を書いていいかわからないと泣かれ、書きやすいように「○○についてどうおもいましたか?」という質問をいくつも作ったら、ほとんどの質問に「かわいそうだとおもいました」「すきです」の答えがならび…これじゃ書けない、と悩んで、結局誘導尋問を繰り返し、長女の名前がついた私の感想文ができあがりました。

そして、今年。また同じような事態になってはいかんと考えた末に、絵と作文に決めました。

…去年と同じじゃないかって!?

いやいや、違います。

まず、長女は今年の春から、絵を習い始めたんです。その教室で、夏休みの宿題のための特別講座が開催されるとのこと。もちろん有料だけど、私はこれに飛びつきました(笑)親がお金を出して、送り迎えさえすれば、夏休みの宿題が完成しちゃうなんて、ステキすぎます。

実際には、絵を完成させるのって時間がかかるみたいで(←絵に関して見事に何も知らない私)、何度もおなじところを塗ったり、細かく手直ししたりして、教室以外にも自宅で作業することになりましたが、何をすればいいのか先生が長女に伝えてくれて、私にもメールで教えてくれるので、ストレスなくできました。そして何より、先生からほめられ、長女自身がやる気にあふれていて、特に催促しなくても勝手に取り組んでいたことが大きいです。

作文の方は、お願いできるプロを探せなかったので、自分で頑張りました。でもこれも、感想文ではなく、地域自慢がテーマの作文にして、自慢すると決めた場所に長女と一緒に何度か通い、気持ちを共有して書き進めました。読書感想文で、長女の感想を私が想像するのはかなり難しかったけど、一緒に出かけるなかで長女の感じていることを表情や言葉などから感じ取るのは、わりとスムーズにできました。もちろん、長女自身も、だいぶ自分で「文章」らしきものが書けるようになっていましたし。せっかくだからいい作文にしたいと試行錯誤しましたが、結局は、長女の文章を最大限生かして、私は体裁を整えるだけにしました。

1年間で、子どもってずいぶん成長するものなんだなあと実感しつつ、私自身も、母親として夏休みを要領よく乗り切る術をちょっとは身につけたかなと自己満足しつつ…でもやっぱり、2学期万歳、学校万歳だなと思う9月の初めです。今日から給食もあるし、嬉しいかぎりです。