松下マサナオさんのトークセッション&セミナーに行ってきた
松下マサナオさんのトークセッション&セミナーに行ってきた。
スペシャルゲストは、TRICERATOPSの吉田佳史さん。このおふたりのお姿を同時に見られるなんて、私にはもう、嬉しすぎるイベントだった。
イベントの最初は、おふたりのセッション。これを見ただけで、今日来れて本当に良かったと、自然に笑みがこぼれちゃった。ちっちゃいドラムセットだったけど、そんなの関係ないんだな、と思った。
その後は、マサナオさんが佳史さんに質問していくという形で、海外のドラマーの話をしたり、佳史さんの華麗なる共演歴にまつわる話をしたり、「ここだけの話」がたくさん聞けて、とっても興味深かったし、単純におもしろくて笑う場面も多かった。
佳史さんが「トライセラのときは、お客さんに向けて演奏している。サポートのときは、バンドに向けて演奏して、それでお客さんもハッピーになってくれたら」という話をされていたとき、私の頭のなかには、トライセラのライヴで曲が終わるたびに立ち上がり、お客さんを煽りまくって嬉しそうにしている佳史さんが思い浮かんで、そっか、だからかーって、とっても幸せな気持ちになった。
もちろん、ナポリタンズなどでサポートとして活躍されている佳史さんも大好きだけど。
イベントの最後のセッションで、マサナオさんのドラムソロをしっかり支える佳史さんのドラムも素敵だったなあ。
「ドラムソロはもういいよっていうドラマーもいるけど、自分はずっとドラムソロをやり続けたい」って言い切って、かっこいいドラムソロをさらっと叩くマサナオさんも、またまた素敵だったし。
イベント中には、ボヘの山本さんがシンバルを改良し、横山和明さんがそのシンバルを運んでセッティングして、最初のセッションと最後のセッションではシンバルの音が変わっていた。シンバルのためだけにおふたりを呼んでしまうなんて、マニア心をくすぐるすごい演出!
イベント終了後には、サイン会もあって、写真も撮ってもらって握手もできて、もうホント、贅沢すぎるひとときだった。
クールでものすごく頭が良さそうなマサナオさんと、いい人オーラがあふれてて、サービス精神旺盛な佳史さん。スーパードラマーなおふたり。
また、共演されるお姿を拝見できるときがきますように!
上野の大好きなトムヤムクン
3カ月ぶりに、ブログを更新することにした。
新しいブログにしようとか、やっぱりやめとうとか、いろいろ考えて、結局またここを続けることにした。
マイナーチェンジで、自分の名前だけ「まゆり」に変えた。ちょっと本名に近づけようということで。どうでもいいんだけど。
※※※
今日のランチは、上野の大好きなタイ料理屋さん、タイレストラン シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー(上野/タイ料理) - ぐるなびのトムヤムクンだった。
日本では、トムヤムクンって、麺類を入れるスープとして食べられることが多くなった気がする。
でも、本来は、麺なんか入らない、辛くて酸っぱくて甘くて塩っぱいタイ料理の魅力が存分に詰まったスープで、やっぱり、スープとして食べるのが一番だと思う。あくまでも、私は思うっていうだけだけど。
そして、そんなこと言いながら、カップヌードルのトムヤムクン味がちょっと値引きされて売っているのを見ては買い込み、しょっちゅう食べていたりもするんだけど。
上野のマルイの裏にあるタイ料理屋さんのトムヤムクンは、無駄に辛くないけどコクがあって、エビとイカがたっくさん入ってて、すごくおいしい。
これは、日本人向けの味付けで、だから私はおいしいって感じるのかな、と思ったけど、タイ人の知り合いも「ここのトムヤムクンおいしい!」ってニコニコしながら食べていたから、きっと本当においしいに違いない。
でも、ちょっとだけ残念だったのは、きのこがエリンギからエノキに変わっていたこと。
タイで食べるトムヤムクンは、フクロダケという、まさに袋をかぶったみたいなキノコが入っていることが多くて、スプーンで掬うと袋状になっている部分にスープが入って、とってもおいしいのだけど、きっと日本で買うと値段が高いから、このお店では他のきのこで代用しているんだと思う。
初めてエリンギが入っているのを目の当たりにしたときも、フクロダケじゃないんだ!ってちょっとびっくりしたけど、エリンギにスープの味が染み込んで、それはそれでおいしかったから、アリだなと思って、自宅でトムヤムもどきを作るときもエリンギを入れるようになった。
だけど、今回のエノキへの変更は、正直ちょっと残念。エノキの根元が固まった状態で入っているから、割いて食べるときにスープが飛んで洋服につきそうになるし、歯に挟まるし。味はたぶん問題なくおいしいのだけど、いろいろ気になりすぎて、味に集中できないし。
今日はエリンギがなかったからエノキを入れたけど、普段はエリンギを使ってて、次に行ったらまたエリンギが入ってたらいいな。
要するに私は、きのこの変更でがっかりしたくらいでは、このお店に食べに行くことをやめようとは思わないくらいに、このお店のトムヤムクンが大好きらしい。
また、上野に行くときは食べに行こう。
次女とサンドイッチを作る週末
せっかくの3連休なのに、夜中から長女が熱を出して寝込んでしまいました。
検査したけれど、溶連菌ではないということなので、いわゆる夏風邪かな…暑いなか学校に通うだけでも疲れるのだと思います。3連休ゆっくり休んで、元気に夏休みを迎えられますように。
…そして、お姉ちゃんが体調不良になると、途端にヒマを持て余してしまう次女。
外で遊ぶのも暑いし、どうしたもんかと思案して、一緒にお昼のサンドイッチを作ることにしました。
パンにバターとマヨネーズを塗って、ゆで卵を細かくしてマヨネーズと混ぜて、パンに塗って、相方のパン(?)と重ねて。
もうすぐ6歳の次女に、サンドイッチ作りはちょうど良い難易度だったらしく、最後まで楽しく作業していました。
パンにバターを塗りながら「じょうずっていわれたいからがんばってるけど、うまくいかないなー」って、思っていることを全部そのまま喋っちゃったり、味見をお願いしたら「ずっとたべていたいなー」って、口のまわりに卵をつけて満面の笑みだったり。成長を感じるような、でもまだまだ赤ちゃんのような、不思議な次女です。
写真のタマゴサンドと、ブルーベリーのジャムサンドを作ったら、パパは大感激しながらたくさん食べていたし、発熱中のお姉ちゃんも「おいしい」とふたつも食べて、次女自身も「フワフワだ!もっとたべちゃおう」といっぱい食べて、大成功でした。
週末のお昼ごはん、マックやインスタントラーメンになりがちな我が家ですが、こういうのをもっと増やしていこう、とちょっとだけ思いました。
職場バンドで演奏してきました
7月初旬に、職場のメンバーでバンドを組み、老人ホームで演奏してきました。
バンドといっても、フルート、クラリネット、ピアノ、ドラムというちょっと不思議な編成で、管楽器がメロディ、ピアノが伴奏の譜面を使い、ドラムは「好きなようにやってください」とリーダー(フルート担当の女性上司)に見放され…いやいや、任された感じでした笑。
本番、楽しかったです。
「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」などのスタンダードナンバーや「海」「我は海の子」「ふるさと」などの童謡唱歌を演奏したので、ホーム利用者のおじいちゃんおばあちゃんも、口ずさんだり拍子をとったりしながら楽しそうに聴いてくれました。
中には、ドラムを叩く私をずーっとガン見してくれているおばあちゃんもいました。私が演奏しながら目を合わせて笑ったら、おばあちゃんも笑ってくれて…普段は客席側から演者を凝視してばかりの私だけど、見られる側ってこんな感じか!ってほんのちょっと体験させてもらっちゃいました笑。
そして、本番に至るまでの練習も、いろんな意味でとてもおもしろかったです。
普段、職場で難しい顔して仕事しているか、飲み会でちょっと赤い顔して喋っている姿しか見たことのない上司同僚が、真剣に楽器に向かっている姿を見れて、しかも一緒に演奏できるなんて、とても貴重な機会だなあと思いました。
普段から紳士な男性同僚は、ピアノを弾いてもやっぱりめちゃくちゃきれいな音だったり、普段は自分にも他人にも厳しい女性上司が、フルートを吹いているときは柔らかい感じの乙女に見えたり、ドラムの譜面がないのを良いことに(?)、練習しながらメンバーを観察しまくってました。
ただ、やっぱり職場バンド!という感じだったのは、職場での上司先輩の演奏や発言に関して、ちょっと違うんじゃないかと思っても、なんとなーく言いづらかったところ。ハッキリそこは違うと言えれば、演奏は良くなるかもしれないけど、明日からの職場での人間関係が…と思うと、言えないなっていう笑。
まあ、そんなところも含めて興味深かったですが。リーダーがうまいこと取りまとめて、全体的には和やかな感じでできたので、良かったです。
ドラムの演奏に限って言えば、問題アリアリでしたけどね…。木管楽器とピアノとのアンサンブルだったので、大きな音は出せません。ある程度小さな音だけでダイナミクスをつけるのが、私の技量では大変でした。
あとは、のんびり静かな曲調が多かったので、すべて同じリズムパターンになってしまいがちなところ、自分なりに変化をつけていくのも難しかったです。youtubeを見まくっていろいろ考えましたが、「ふるさと」が特に厳しかったです…。もっと引き出しがたくさんあれば、管とピアノを引き立てる表現力豊かなドラムが叩けるに違いないので、要練習、要研究です。。
そして、私のなかで本番の一番大きなミスは、持ち込んだバスドラのチューニングがどうにもひどかったこと!実は、自分の楽器を持ち込んで演奏するのは、これがデビュー戦だったので、まあ仕方ないのかなあという気もしますが、いや、それにしてもひどかったです。バスドラのチューニングってどうやれば良いのか、今度レッスンで教えてもらわなくては。
前もって少しずつ準備して、当日早起きして楽器を全部車に積んで、運転して行って…という行程は、予想よりはるかに楽しくできたんですけど…愛着のある自分の楽器で本番ができるって、やっぱりステキなことだと実感できましたし。
↑これが、今回持ち込んだ楽器です。タムは使わないので持ち込みませんでした。
バスドラのチューニングはひどかったけど、ハイハットもライドシンバルも結構きれいな音で鳴ってくれて、自分の楽器が好きになりました。
そんなこんなで、ぐたぐた書きましたが、職場バンド、とっても楽しかったです♫いろいろと勉強になったので、これからの練習や本番に活かしたいです。
ドラムがさらに楽しくなってきた話
オトナの習い事として、ドラムを習っている話は以前も書いていましたが、ブログをサボっている間も、ドラムは粛々と続けてきました。
と言うより、だんだん「オトナの習い事」の域を出てきてしまった感が否めない状況になっています。
去年の8月、先生を変えたんです。毎週1回決まった時間に30分レッスンというのが、仕事や育児と両立するのに厳しくなったことと、先生側の急なレッスンキャンセルが何度かあって、その後の対応から不信感が生まれてしまったことが原因。
それで、なるべく家の近所のスタジオで、毎回お互いの都合の良い日時を調整しながらレッスンをしてくれる先生が良いと思い、近所のスタジオに電話をして、新しい先生を紹介してもらいました。
そんな感じで、テキトウ(?)に出逢った先生なのですが、この先生がすごくて!
体験レッスンで「ちょっとやってみますね」とか言って叩いてくれた8ビートが、それはもうカッコよくておしゃれで、レッスンのためのスタジオじゃなかったら踊りだしたくなるような、そんな8ビートでした。
この新しい先生に習い始めて1年弱。バスドラのペダルを踏む位置など基本的なところも指摘されつつ、ダイナミクスのつけ方、ハイハットでどうやって音楽を表現するか、など「ドラムを叩くことでもっと楽しく音楽するにはどうするか?」をいろいろと教えてもらって、ドラムを叩くことや音楽を聴くことがものすごく楽しくなりました。
そして、音源に合わせてうまく叩けるように練習して、レッスンで先生に披露するのもそれなりに楽しいけれど、やっぱり、誰かと一緒に演奏したいという思いが強くなり…今年の春、自分のドラムセットを購入し、加入させてくれるバンドを探して、いろいろ活動しちゃいました。
ドラムを習い始めたときは、家族や職場に迷惑をかけない範囲で楽しまなくちゃって、ずいぶん考えていたはずなのに、そんなのあっさり踏み越えちゃって…もちろん、仕事に穴をあけたりはしていませんが、家族、特に夫にはかなり迷惑かけていると思います。
ごめんね、夫。
でもホント、楽しいんです。アラフォーなのに、子供とも職場とも関係ないことに一生懸命になれるということが。
そんなわけで「ほどほどに」と肝に銘じて、細々と音楽活動をしていく記録も、これから書いていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。
TRICERATOPS ROAR×20柏公演に行ってきました
もう1週間以上前だけど、6月10日にTRICERATOPSの20周年ツアー「ROAR×20」に行ってきました。
整理番号10番のおかげで、人生初の最前列を体験し、それはそれはしあわせな時間でした。
目の前では長身イケメンベーシスト、林さんが大きな手で難しそうなところもクールに弾いているし、大好きなスーパードラマー、佳史さんの手元や笑顔もよく見えすぎて目が離せなくなるし(曲中にスティックがすべって飛んだときは、私と目が合って笑ってくれたと信じていますw)、ヴォーカル&ギターの唱さんの手の毛とか、顔でギター弾くところとかも全部見えちゃって、もうホント、この時間がいつまでも終わらなければ良いのにって、心から思いました。
でも、終わっちゃったんですよねー。当たり前ですけど。終わった後は、会場全体が盛り上がってものすごく暑く、私自身はしゃぎすぎたのもあり、身体中から水分抜けちゃった感じで、2、3杯目のビールも1杯目と同じ美味しさでした。
曲のことなども書きたいけど、まだまだツアーは続いているので、それはまた次回、豊洲公演に行ったときにしようと思います。
デビュー記念日の7/21、どんな夜になるのか、今から楽しみです。アフターパーティの7/23日比谷野音も、もちろん楽しみです!!早く夏にならないかなあ。
父のことと、また更新したいということ
ずっと、ブログを放置していて、その間にいろいろなことがありました。
なかでも、4月に父が亡くなったのは、私にとってものすごく大きな出来事でした。
もう、長いこと病気だったし、最期のほうは見ていてつらくなることもあったから、天国に行って父が楽になれたなら良かったと思うけれど、ふとした瞬間に、もう会えないんだなあと、悲しくなって涙が出てくるときもあります。
いつも根気強くいろいろなことを教えてくれて、そばにいてくれて、ほめてくれて、収納とか物干しとかいろいろなものを作ってくれて、一緒にお酒を飲んでくれた父。
今までも、これからも、大好きなのは変わらないけど、もう父との新しい思い出が増えることはないんだな、と思うと寂しいです。
家族で一緒に食事して、お酒を飲んでいるときに、説教じみた話を長々としてきて嫌だなあといつも思っていたことまで、なんだか懐かしくなるんだから、不思議です。
これからは、父とのことを思い出しては語り合い、父が作ってくれた家具などを使いながら、母を大切に、もちろん夫や娘たちとも仲良く暮らしていきたいです。
…そんな日々の記録に、またぼちぼちここも更新していきたいと思っていますので、よろしければお付き合いください。