今年もかぎ針編み始めました
秋というか、冬というか、寒い季節になりました。
寒くなってくると、スマホゲームをやめて、編み物がしたくなる不思議(私だけかな)。
どっちも、目が疲れて肩が凝って、あまり身体に良くないなあとは思うのですが、やめられません。
ほぼ1年ぶりなので、まずは基本的な編み方だけですぐにできるミニマフラーを編みました。
黄色のは長女用で、最初に編んだからもう、見るも無惨な…ピンク(むらさき?)のは次女用で、少しはましになってきたかな、という感じです。
さあ、これから、もう少し時間がかかる自分用のショールでも編みたいと思います。
既製品を買った方が安くてかわいいというのはわかっているけど、編んでいる途中で、次女が嬉しそうに「長くなってきたー!もうすぐできるね」ってからんできたり、できあがったそばから、長女が「今日から学校にしていく!」とさっそく使い始めたりする姿を見ていると、ほっこりした気持ちになるんですよね。-
母親という生きものが子どものために何かを作るのは、本当は子どものためではなく、母親自身のしあわせのためなのかな、なんて思いました。
子どもの習い事⑦〜早くもピアノがいやになった次女
この春から、ピアノを習い始めた次女。
予想以上のハイテンションで体験レッスンを終え、入会して最初の数回は楽しく通い、家での練習も頑張っていたのですが…
予想以上の早さで嫌になったらしい。
次女は、同い年の他の女の子に比べて、カラダは大きいけど、頭や心の成長はたぶんゆっくりな方。
ピアノの先生から、この曲何秒子?とかこの音は何の音?とか、いろいろ質問されて、前のレッスンで説明したことを質問されているはずなんだけど、ほとんど答えられない。
答えられないことに対して、先生も、じゃあ違うアプローチで教えようか、ということもなく、毎回アホみたいに同じように教えている。
曲は、もちろん初歩の初歩の簡単なやつだけど、毎回わりとどっさり宿題が出て、先生ではなく母親である私から異常に厳しくたたきこまれて、その出来栄えを恐るおそる披露しているだけ。
こんなレッスンと家での練習じゃ、アラフォーの私でも嫌になるもんな…5歳(精神年齢はたぶんきっともっと下)の次女がイヤにならないわけがない。
もう、ピアノやめたい。
いつもは甘えた大きめの声の次女が、小さな声でぽつんと言ったのを聞いて、正直私も家での練習をみるのが苦痛だし、やめさせちゃおうかなと思った。
でも。
楽器ができる、譜面が読めると、この後の人生において、新しい世界と出逢ったり、楽しい仲間とつながったりできる可能性がグッと広がるし、何より次女は歌や音楽が大好きで、5歳にしてTRI4TH(インストバンド)のライブを楽しめる子だから、今ここを乗り越えたら、絶対楽しくピアノと、楽器と向き合えるはずだから、やめるのはやっぱりもったいない。
どうしよう、どうすれば良いのか。
今のところ、まだ結論は出ず、結論が出ていないので、次女のピアノ教室通いは続いている。
先生も、次女のやる気が低下していることにはさすがに気づいていて(そりゃわかるよね)、無謀だった宿題の量が減らしたり、練習していった曲をレッスンで音楽的にする時間を少しだけどもったりと、工夫してくれている様子。
譜面に関する説明は、相変わらずバリエーションがなくて、覚えられない次女との攻防戦が続いているけれど苦笑。
家での練習は、試しに小3長女に手伝ってもらったら、これが思いの外ハマって、短時間ではあるけれど、姉妹で楽しそうに練習する姿も見られるようになった。
長女、自身もまだそんなに弾けないけど、教えるのは結構うまくて、次女をほめたりけなしたり時にはお菓子でつったりしながら笑、粘り強く教えてくれている。「先生ごっこ」の延長なのかな。次女も、お姉ちゃん先生から教わるのは楽しいみたい。
もちろん、これで問題は解決ではなく、次女がピアノを習うこと、練習することを心底いやでなく、できれば楽しいこととしてできるように良い方法を探さなければならないし、どうしても無理な場合は、思いきってやめる決断も必要だろう。
あーほんと、習い事って難しい。
トライセラのアコースティックツアーに行ってきました
昨日は、TRICERATOPS のアコースティックツアーを観に行ってきました。
感想はツイートしていいけど、ネタバレはダメということなので、何を書いて良いやら難しいところですが…
アコースティックということで、普段のライブよりゆったりした感じで、わだしょのあふれ出るポジティブエネルギー(と勝手に呼んでいるのですが、あの独特なハッピーな感じ、大好きなんです)も抑え気味なのかな、と途中まで思っていましたが、やっぱりそこはトライセラ。
うますぎておもしろすぎて笑いが止まらなくなる場面あり、アコースティック編成なんだけどしっかり盛り上げてくれる場面もあり、そして最後にはまたしっとりじーんとさせてくれる場面もあり、終わってみたらいつも通り、ものすごーくしあわせな気持ちになりました。
いくつか好きなバンドや歌い手さんがいて、それぞれのライブを観た後は満たされた気持ちになるのですが、トライセラを観た後のハッピーな気持ちって、私にとっては他では味わえない特別なものです。
卓越した演奏技術だけでもなければ、人柄だけでもなく、曲の良さだけでもない。それらが全部ぜんぶ合わさって、そして他の誰でもないあの3人だからこそ作り出せる時間、空間なんだろうなあと思いました。
40過ぎの3人が真剣に上質で楽しい音楽を作り出し、同年代の客がそれぞれ忙しいなか観に来て、みんなしあわせになれるって、実はすごいことですよね…
今回、いつもとは3人の位置が違っていて、私はドラムの佳史さん側の席だったので、佳史さんの手元も笑顔もホントにたくさん見ることができて、それもまた嬉しかったです。ジャズっぽいアレンジも、いつものリズムをアコースティック編成に合わせた感じで叩くのも、ブラシも、そして歌も、何やってもうますぎ。憧れのドラマーです。
さぁ、今日はこの余韻を楽しみつつ、仕事頑張ります。
金メダル男とスフレオムライス
半年近く更新をさぼってしまいました。
長い間書かないでいると、久々に更新するときに勇気がいるというか、なんというか…
昨日、夫、子供たち、私の母、私の5人で映画「金メダル男」を観に行きました。
映画「金メダル男」公式サイト 内村光良×知念侑李(Hey! Say! JUMP)ふたり一役でW主演!!
クスクス笑えて、たまにジーンときて、でもやっぱりクスクス笑っちゃうストーリーと、やたらとたくさん出てくる有名人や名曲の数々に、内村光良ってすごいんだなあと改めて思いました。
夫は「フォレストガンプみたいな映画だなあと思った」と自称洋画好きらしいコメントを残し、小3長女は主人公が詠む俳句に大爆笑、5歳次女は「できないマン(加藤諒)もイモトアヤコもでてきたね」と興奮し、70代の母は「各年代の出来事や曲が出てきて懐かしかったわ」とほのぼのした表情を見せていました。
子どもからおばあちゃんまでみんなが楽しめる映画を作ってくれて、内村さんありがとう。
みんなで横一列に座って静かに映画を観られるようになったんだなあ、と暗い映画館で子どもたちの横顔を見ながら成長を感じ、なんだか久々に、ゆったりしあわせな気持ちになれました。
映画の後は「卵と私」でふわっふわのスフレオムライスを食べました。
子どもたちが好きだからオムライスのお店にしたのですが、スフレオムライスを誰よりも喜んでいたのは70代の母で、「こんなにふわふわにするのって、どうやるんだろう?ぐわーってかき混ぜるのかしら?」「たまごの他になにが入っているんだと思う?」と嬉しそうに食べ進め、帰り道には「ホントにおいしいオムライスだった!誰かに紹介したいくらい」とニコニコで、珍しくテンション上がってました。
普段、仕事で忙しかったり、子どもたちの習い事で手いっぱいだったりで、なかなか家族全員そろって出かけることがない我が家ですが、たまには近くでもいいし、短期間でもいいから出かけなきゃね、と思った祝日でした。